1952-03-11 第13回国会 衆議院 建設委員会 第10号
○野田国務大臣 私は二十七年度の予算、当年度災害復旧費八十億、これで今回の十勝沖地震に伴う災害に対処して行きたいと考えます。そうすると、八十億の中から時期的に早いのですから、優先的に扱うと、それだけ食い込まれて残りの金は少くなる。それに対して補正予算をすぐに出すかという問題が具体的に起ります。この問題につきましては、私は今のところ補正予算を出すという考えは持つておりません。
○野田国務大臣 私は二十七年度の予算、当年度災害復旧費八十億、これで今回の十勝沖地震に伴う災害に対処して行きたいと考えます。そうすると、八十億の中から時期的に早いのですから、優先的に扱うと、それだけ食い込まれて残りの金は少くなる。それに対して補正予算をすぐに出すかという問題が具体的に起ります。この問題につきましては、私は今のところ補正予算を出すという考えは持つておりません。
普通であれば、当年度災害復旧費の中から出すべきものであつたのでありますが、先ほど申し上げましたように、ルース台風があつて、それで足りないものでありますから、当年度の災害復旧費の中から一億八千万円くらい出しまして、来年度八億数千万円、約九億近く出すことにいたしたのであります。今後はできる限り当年度災害復旧費から出したいという建前で進みたいと思つております。
○野田国務大臣 概数を申し上げますと、昭和二十六年の当年度災害復旧費八十億の中からルース台風に二十五億程度出す、これはきまつております。そのほかに二十七年度予算の中に、二十六年度に出すべかりしものが別に計上してあるわけであります。